さて、夏の終わり頃にふと思い立ったのが救急救命講習。
災害時とか、何かあった時に、人助けをする!とかいう
大それたことよりも、まず自分が救命知識を持つことで、
自分自身の対応と、人に迷惑かけないようにするのが先?
ということで、ちょっと行ってみようかなと。
ところが、予約しようと思ったら、結構いっぱい。
土・日開催で家から近い所を探すとなんと3ヶ月待ち。
結局、8月の終わりに申し込んで、受けたのは11月でした。
やはり、震災後は受講者が多いようです。
講習は消防署でやっているもので、普通コースだと
午前のみですが、上級は午前・午後の1日コースになります。
普通コースを受けてないと上級は受けられないの?
ということはありません。私もいきなり上級の受講でした。
(内心、大丈夫かな?と思っていたのですが、大丈夫!)
内容も、普通コースは成人の心肺蘇生、AEDの使い方。
上級だと、成人だけでなく乳児、幼児の心肺蘇生も入ります。
その他にも、窒息時の対応、止血、三角巾を使用して手当、
固定、救急隊が来るまでの傷病者管理、搬送までと、
結構盛り沢山。
講習は、消防署のマッチョなファイアーマン!が講師?と
思いきや、優しそうな女性2名で、あら?違った。
ついていけなくて怒られたらどうしよう・・・なんてことは
ないので大丈夫でした。ちと拍子抜け?
救命救急ですが、目的は「救命」、「悪化防止」、「苦痛の
軽減」であって、ここで回復させるのではないということ。
回復させるのは医師の役割なんです。
救急隊が来るまでに、その状況を悪化させないこと。
わかりやすいのは、呼吸が止まった時どうなるか?
救急隊が来るまで一般的には平均7分といわれています。
状況によってはもっとかかる場合もあります。
ここをどう対応するかで、蘇生率が変わります。
そして、心肺停止すると脳に酸素が行かなくなりますから、
死に至ることもあれば助かっても重度の脳障害になる可能性も
あります。だから、応急処置で脳を守る。
それが119番通報やAEDでの処置、人工呼吸+胸部圧迫だったり
するんですね。
このほかにも苦痛の軽減、傷病者への励まし。
気負いすぎないで自分の役割と目的をしっかり理解して、
講習の始まりです。
まずは、心肺蘇生、人工呼吸~AEDの使い方です。
人工呼吸の講習ではちゃんとビニール付きのマウスピースを
教材として下さったので、それを早速使います。
お人形さんと~?ってのはないので安心です。
会社の研修で防災センターに行った時は、お人形さんとだった
のですが(私はその時は辞退しちゃった)微妙に違うのか?
乳児の心肺蘇生はマウスピースが使えないので、人形との
間に、こちらも不織布を挟んで人工呼吸。
胸骨圧迫って、勿論、救急隊が来るまで続けるわけですが、
ずっと続けていると、結構疲れます。
やはり、誰か交代してくれる方、欲しくなります。
人工呼吸は省略出来ても、胸骨圧迫は要継続です。
倒れてるひとを見つけたら、安全確保、意識確認、119番、
気道確保、人工呼吸、胸骨圧迫、AEDが来たら電源入れて
電極パッド装着して・・・結構やること沢山です。
でも、これらがちゃんと出来なければ合格は貰えません。
講習では出来ていますが、いざとなったら、119番が先か、
気道確保が先か!?迷いそうです。
成人と幼児ではAEDの使い方も変わりますから、それも
しっかり覚えて、乳児には使用不可とか、全部同じなわけ
ないんですね。
機種によって若干、違う部分があるので、2種類くらい、
実際に使って実習でした。
午後は、窒息した人の異物の出し方。
特に、お子さんが何か飲み込んだ場合や、冬定番のお餅。
こちらは全員で輪になって背中の叩くところを軽く叩いて
確認します。
次は三角巾を用いて固定やの実習。
二人でペアになって、頭、腕、膝、おまけで足の捻挫の固定、
これは使ってみるとかなり色々使えるだなという感じ。
でも、使い方がわからないと、ただの三角の布。
その場では出来ていても、練習しないと絶対忘れる・・・。
(しかし、みんなで頭とかを三角巾で手当てした”けが人”
状態って、なんか妙?いや、笑ってはいけません。)
傷病者管理で救急車が来るまでにどんな症状の時にどんな姿勢
でいると患者さんが楽になるかとかをテキストで勉強して、
患者を保温する時の毛布の使い方。
ちょっとここで実験台に立候補して、毛布に包まれてみました。
1枚の毛布、2枚の毛布で実際にくるまれてみると、やはり
違います。包み方も、単に2枚重ねるのではなくて、1枚は
四つ折りにして下に重ねるのでそうすると、背中が暖かい。
上に重ねるより、下を暖かくする方が効果があるとのこと。
なるほどなぁと実感です。
で、最近、防災グッズでメジャーな「アルミ保温シート」
これもくるまれてみたら、やっぱり暖かいです。
(自分で買ってはいるものの、試してはなかったので、
確認が出来て一石二鳥?)
室内でずっとくるまってると汗かきそうなくらいです。
これから冬ですから、万が一の時に、これはあると便利。
折りたたんであればとてもコンパクトなので、こちらは是非、
リバーシブルタイプ(日差しを遮るのと、保温するのと表裏で
使える)をお勧めです。
色々盛り沢山の1日で、最後は試験です。
ちゃんと講習を真面目に受けていれば大丈夫ということで、
無事、100点取って認定書を貰い、講習終了しました。
1日コースは実習含めて盛り沢山ですが、普通講習に行くなら
ちょっと時間はかかるけど、上級がお勧めです。
大切な人、お子さん、そして自分。いざという時のために、
こちらは受講しておいて損はないと思いました。
私も最初は興味半分でしたが、今回、受講してよかったです。
講習申し込みはHPから出来ますし、どんな講習があるか、
興味がありましたら↓へどうぞ。
公益財団法人 東京防災救急協会 救急事業本部
→http://www.teate.jp/k_kousyu/index.html
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